Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」第338号 本当の国策捜査ー押尾事件の疑惑を追及しない警察と大手メディア
無料記事

■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■   天木直人のメールマガジン 2009年9月4日発行 第338号 □■  ──────────────────────────────── ■    本当の国策捜査ー押尾事件の疑惑を追及しない警察と大手メディア      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  やれ平和外交だとか、官僚支配打破だとか、政治ネタばかり書いている私が、門外漢である芸能人の スキャンダルについて書くのは、正直言ってためらいがある。  しかし、9月4日の日刊ゲンダイが、押尾事件被害者の遺族が提訴すると報じていた記事を読んで、 どうしても書かずにはいられない気持ちにかられた。  押尾学と一緒の部屋にいて死体で発見された30歳の女性。薬物と知っていながら服用させ、死んだ相手を 放置して逃げようとした押尾。  それらの報道が事実なら、その女性の遺族ならずとも黙ってはいられないだろう。  しかし遺族の憤りはそれだけではないとゲンダイの記事はいう。提訴することで捜査が進む事を願っている というのだ。  なぜ押尾が保釈されるのか、なぜ捜査が遅々として進まず、警察は何も知らせてくれないのか、そのいら立ちが、 遺族をして提訴させた。提訴する事によってメディアで取り上げて欲しいと訴えかけているというのだ。  それでも当局の反応はほとんど聞こえてこないという。  遺族の苛立たしさ、無念さを思うと胸が痛む。  実は同じ日の日刊ゲンダイは、別のところで、「保釈金400万円でわかった押尾学のディープな人脈」という 見出しで、次のようにも報じている。  保釈金を払った人物の中に大物政治家や政府系企業のトップに近い人物がいるとささやかれている、パチンコ業界 に食い込んで警察庁との関係が注目された事もある人物がいる、と書いている。  公開情報を頼りにして評論を続ける私は、ネットで飛び交う情報や、普通の人がおよそ目を通さないような スキャンダル雑誌で流される情報も、つとめて目を通す事にしている。  そこでは、実に多くの押尾事件の裏に隠された真実を追求する情報が流されている。  それらが一様に指摘しているところは、あの部屋を提供した下着会社の女社長の金満ぶりと、それに群がる 多くの人脈。それら人脈と今度の事件とのつながりである。  その疑惑がこれでもか、これでもかと流されている。  それを警察当局が知らないはずはない。大手メディアが知らないはずはない。  警察が本気で調べれば次々と麻薬汚染の実態が分かるはずだ。それを大手メディアが競って追求し、 記事にしても不思議ではない。  なぜそうしないのか。なぜメディアはスクープを追求しないのか。調査報道をしないのか。  果たしてすべての全貌が明らかにされる日が来るのか。大物人物を巻き込んだ一大政治、社会スキャンダルに 発展する日が来るのか。  もしこの事件が押尾一人の麻薬犯罪で終わるのであれば、私はそれを国策捜査だと疑う。  国策捜査と言えば、もっぱら鈴木宗男事件であり、小沢一郎の西松献金問題であると相場が決まっている。  それら国策捜査については、検察による国家権力の乱用であると私も批判してきた。  西松事件では小沢一郎を応援したりもした。  しかしこれらの事件が国策捜査であったとしても、所詮それは権力者たちの権力争い、権力の奪い合い に過ぎない。  一般国民が親身になって彼らに同情するような話ではない。  ところが、本当の国策捜査は、権力者が一般国民の権利をないがしろにする権力の横暴の場合が圧倒的に多い。  高知県の白バイ冤罪事件、助けを求め続けてけれど警察の不作為で殺されてしまった桶川事件、自衛隊内部の リンチ事件など、弱者である国民が必死で無罪を訴え、あるいは凶悪犯罪からの助けを求めても、権力者の 不作為や責任逃れで見捨てられる。  それこそが本当の国策捜査なのである。糾弾されなければならない国家権力の犯罪だ。  今度の押尾事件がそうでない事を願うばかりだ。大手メディアが国策捜査に加担していない事を願うばかりだ。  押尾事件の初公判は10月23日に東京地検で開かれる事が決まった。  国策捜査であるのかないのか、しかと見届けたいと思う。                ─────────    天木直人のメールマガジン 2009年9月4日発行 338号      天木直人メルマガ懇親会のお知らせ  以下のとおり懇親会を再開します。参加費は無料。ただし会場借料を参加者の人数に応じて分担させていただきます。概ね100円から500円見当です。  当日は受付も何もしません。無断欠席、途中参加、退席自由です。                    記 9月05日(土)   鶴岡(山形県)懇親会            場所 鶴岡市出羽庄内国際村(2階和習室)            時間 13:30-16:30 9月13日(日)   徳島(徳島県)懇親会            場所 徳島氏ふれあい健康館第2会議室                 徳島市沖浜東2-16                 電話 088-657-0190                 徳島駅前市営バス3番乗り場                 「ふれあい健康館行き」終点下車            時間 13:00-17:00 9月20日(日)   名古屋(愛知県)懇親会             場所 愛知県勤労会館鶴舞プラザ             名古屋市鶴舞(JR中央線、地下鉄鶴舞線鶴舞駅 下車徒歩7分)鶴舞駅下車徒歩6-7分)             時間 13:00-17:00 10月03日(土)  豊橋(愛知県)懇親会             場所 豊橋市民文化会館 第三会議室             〒440-0862豊橋市向山大池20-1              TEL:0532(61)5111              FAX:0532(64)1356             豊鉄バス(豊橋駅前4番乗り場)             岩田団地線・西口線・飯村岩崎線・金田住宅線台町             バス停下車徒歩3分             駐車場158台             時間 13:30-16:00 10月10日(土)  静岡(静岡県)懇親会             場所 静岡市民文化会館(第一会議室)                「静岡市民文化会館」               駐車場あり 約260台収容               住所:静岡市葵区駿府町2-90               電話:054(251)3751             静岡駅北口 20番バス停留所から             すべて静岡市民文化会館へ行きます             時間 13:00-16:30     動画販売のお知らせ     副島隆彦氏との対談録画が販売開始されましたので以下の通りご案内します。      ◎徹底討論「2009年夏の総選挙」我が国ニッポンの変わり方       http://www.mag2market.com/file/2415      ◎徹底討論「アメリカ覇権崩壊後」の新しい世界       http://www.mag2market.com/file/2416      ◎プロフィールページ      http://www.mag2market.com/profile/914/      ◎無料サンプル      http://www.dailymotion.com/Mag2debate

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2026年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2026年9月19日に利用を開始した場合、2026年9月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年10月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する