■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ 天木直人のメールマガジン 2009年7月23日発行 第271号 □■ ──────────────────────────────── ■ この人たちと平和の大切さを訴えていきたいーその3 平和に思いを寄せる若き映画監督に乾杯! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ サラリーマン相手のタブロイド夕刊紙に、日刊ゲンダイとならんで夕刊フジがある。 講談社の日刊ゲンダイに対する産経新聞社の夕刊フジである。 反権力においてはものたりない。だから私は日刊ゲンダイを好んで購読している。 しかし気が向いた時は夕刊フジも読む。その7月9日に「旬」の人紹介のコラムがあった。 そこで三十歳の松林要樹という映画監督の事が書かれていた。 なんでも最近「花と兵隊」というタイトルのドキュメンタリー映画を作ったという。 その映画は、タイに暮らす元日本人兵6人の生活を描いた作品だという。 1945年夏。タイとビルマ(ミャンマー)の国境付近で敗戦を迎えたけれど祖国に戻らなかった日本兵たち。 「今、彼らが何を思い、どう生きているか。ありのままを伝えたかった」という。 心をひらいてもらうために、約2年間ひたむきにカメラを回したという。 その一人藤田松吉さん。「自分が悪い事をした」と自費で慰霊碑を建立した。 中国人を大量虐殺したことを悔やみ、打ち明ける。「偉い人の命令だ」。この言葉を残して今年90歳で 永眠した、という。 この映画を作った松林要樹監督。地元福岡の大学を中退し、アジアを放浪した後、21歳で川崎市の日本映画学校に 入学した。「監督になったらもてるかと。不純な動機です・・・」。 そう語る松林監督は、東京都世田谷区で、風呂なし、トイレ供用の3畳間に暮らす。 「風呂代がわりに200円の区民プールに通っています」 歴史を学ぼうともせず、南京虐殺はなかった、沖縄強制自決はなかった、日本は侵略国ではない、などと簡単に 言ってしまう若者が増えているという。 その一方で、こういう若者もいる。そこに希望を見つける。 この若き映画監督の活躍を期待して乾杯! 「花と兵隊」は7月下旬から全国で上映予定ということです。 ───── 天木直人のメールマガジン 2009年7月23日発行 271号

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