■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ 天木直人のメールマガジン 2009年7月8日発行 第251号 □■ ──────────────────────────────── ■ 大手新聞がついに国民審査に言及しはじめた!> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私が書いたことが世の中に影響を与えた!などとうぬぼれるつもりはない。たまたま偶然なのだろう。 しかし7月8日の日経新聞の論説「大機小機」を読んで私は驚いた。こんどの総選挙のおける国民審査の重要性を 指摘しているのだ。 その論説は次のように書いている。 「・・・国民審査では、バツ印をつけられた票が有効投票の半数を超えた裁判官は罷免される。もっとも・・・耳目を 集めるスキャンダルでもなければ罷免されることはないだろう。実際、過去にバツ印が20%を超えた裁判官はいない。 しかし国民投票は無意味ではない。国民の関心と関係者の意識が高まれば。バツ印の多い裁判官は自ら進退を考えるで あろうし、最高裁内部での発言力もおのずと小さくなるはずだ・・・」 これはきわめて重要、かつ正しい指摘である。 一人でも多くの国民が意思表示をすればいいのだ。たとえ半数に達しなくても、多くの国民に否定された裁判官は 不名誉をひきずることになる。これが民意というもの威力なのだ。 その論説はさらに続ける。 「・・・問題は判断材料がろくにないことだ。本来であれば、裁判官就任前に、公の場で・・・見解や信条をただす プロセスがあるべきだが、そういう制度になっていない・・・どなたかしかるべき方が・・・判断材料を提供して いただけないだろうか・・・」 だから私が書いたのだ。竹内行夫元外務事務次官は小泉政権下において憲法9条違反の政策を遂行した責任者だと。 自衛隊のバクダッド派遣は違憲であるという名古屋高裁の判決を勝ち取った弁護団が、そう主張して立ち上がっているのだと。 こんなわかりやすい判断材料はない。 平和を望み、平和のために何かをしたい、でも何をしていいかわからない、そう考える国民は、竹内判事にバツ印を つけるだけでよい。 その事によって平和の意思表示をすればよい、ただそれだけである。 因みに今回の総選挙で国民審査の対象となる新任裁判官の中に竹崎博允(ひろのぶ)判事がいる。裁判員制度を成功させる ために異例の抜擢で最高裁長官になったと報道された人物だ。 私は日本のイラク戦争支持も、むりやり国民を裁判員にさせる裁判員制度導入も、強く反対する。 その理由ひとつで、何のためらいもなく国民審査で両名にバツ印をつけることにしている。 政権交代騒動ばかりを報じる大手新聞のなかで、どの新聞がこの国民審査の重要性を指摘し、国民を目覚めさせて くれるのか、私はその事に注目している。 ───────── 天木直人のメールマガジン 2009年7月8日発行 251号

新しいコメントを追加