□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ 天木直人のメールマガジン 2009年5月21日発行 第194号 □■ ────────────────────────────────── ■ 朝日新聞が検察とつるむ本当の理由 なぜ最近の朝日新聞は急速に権力寄りになったのか。しかも今回の小沢事件に 見られるように検察べったりの新聞になったのか。 その理由の中で、最も納得させられるものを、発売中の月刊誌「サイゾー」 6月号の中に見つけた。 在阪の検察担当記者がこう打ち明けたという。 「朝日が検察とつるむのも無理はないよ。だって一歩間違えたら、自分たちが 捜査対象になったんだから。なんの話しかって? 例の第三者郵便制度の悪用 事件のことだよ」 これは、障害者団体が郵便物を送る時に使える料金の割引制度を悪用し、大量 のダイレクトメールを発送して正規料金との差額を免れたという事件である。 今日(5月20日)の各紙は、ついに大阪地検特捜部が日本郵政本社を家宅捜査 したと報じている。 この悪質な違法行為に、実は朝日新聞が30%の株式を所有するグループ傘下 の広告代理店「朝日広告社」も、手を染めていたことがわかったという。 割引制度を使った20万通近いダイレクトメールの印刷をてがけていたことが わかったというのだ。 朝日新聞の弱みはそれだけではない。国税担当記者が証言する次の不祥事は、 朝日の信用を失墜させる不祥事だ。 東京国税局の調べで、過去7年間に、架空経費の計上など、数億円単位の申告 漏れを指摘されたことが今年の2月に発覚した。 なかでも問題だったのが、京都総局のカラ出張で、総局長自ら不正に手を染め ていた。 刑事告発されたら検察が調べる事になるが、この京都総局長は、検察にも顔が 利く人物だという。事件化しなかったのは検察となんらかの手打ちがあった のではないか、と囁かれているという。 架空経費の計上やカラ出張の件はすでに一部報道されている。しかし冒頭の 朝日広告社の第三者郵便制度の悪用の話は、私にとっては初耳だ。 これが本当の事だとすれば、決定的な朝日新聞のスキャンダルだ。それは、 今まさに世の中を騒がせている現在進行形の醜聞である。障害者優遇制度を悪用 してカネを掠め取るとは、たちが悪すぎる。 朝日新聞はもはや何を書いても説得力はない。メディアが検察に弱みを握られて いては、権力の不正を追及することなどとても出来ない。 ───────── 天木直人のメールマガジン 2009年5月21日発行 第194号 発行者:天木直人 著者ブログ: http://www.amakiblog.com/

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