□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ 天木直人のメールマガジン 2009年5月19日発行 第192号 □■ ────────────────────────────────── ■ 報じられなかった鳩山新代表の「記者クラブ否定」発言 一つでもいいから既成体制の弊害を打破してみるがいい。そこから大きな 動きが始まる。 そう私は18日のメルマガで書いた。これに対し読者からすかさず賛同の声 が寄せられた。 と同時に、「一つ」は他にもある、という情報提供があった。今日のメルマガ はその事について書く。 5月16日に行なわれた鳩山民主党新代表の就任記者会見において、フリー ジャーナリストの上杉隆氏が鳩山新代表に質問したという。 民主党が政権を取ったら記者会見をオープンにするか、と。 この質問はかつて3月に上杉氏が小沢代表(当時)に尋ねた質問と同じだ。 上杉氏は、その時小沢代表が、「誰にでも答えてきたし、これからもそうする」、 と答えたことを評価するとともに、その発言を大手メディアが一切報じなかった 事を、記者クラブ制の特権に安住してきた大手メディアの危機感の表れである、 と週刊朝日の誌上で書いた。 その事を私はいつかのメルマガで書いたことがあった。 まさしく上杉氏はその事を再び鳩山民主党新代表に確認したのだ。そして鳩山 新代表は、次のように答えたと言う。 「記者クラブ制のなかでは批判もあるだろうが、(会見には)どんな方も 入っていただく」 これは驚きの発言だ。記者会見をオープンにするという事だ。記者クラブ制を 否定するということである。 小沢前代表の答えと同じであり、その答えを大手メディアが一切報じなかった ところもまったく同じである。 私がこの事実を知ったのは、読者から紹介されたデータマックスという北九州 のネット企業情報記事からである。 その記事はこう締めくくっている。 ・・・(記者クラブ制の下で)情報を独占し続けてきたからこそ、大手マスコミ は肥大化し、真実を隠すことにも痛みを感じなくなったのである。対極にあるべき 政治や行政といった権力と同化することで「第4の権力」に成長したといっても 過言ではない・・・日本を歪めた元凶のひとつともいえる大手マスコミにとっては、 鳩山政権の実現は脅威かもしれない・・・ 記者クラブ制がなくなり、フリージャーナリストや外国メディアが対等に情報に アクセスできるようになると、大手メディアとフリージャーナリスト、外国 メディアとの報道競争が始まる。 その結果、メディアの質が高まる。大手メディアの価値のなさが露呈することに なる。 これだけでも世の中は変わる。これだけでも政権交代の意味がある。 ──── 天木直人のメールマガジン 2009年5月19日発行 第192号 発行者:天木直人 著者ブログ: http://www.amakiblog.com/

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