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RBCウクライナが8月半ば、ゼレンスキー氏の右腕で“影の枢機卿”と呼ばれるアンドレイ・イェルマーク大統領府前長官(※写真)の退任後のウクライナの権力構造の分析記事を出しました。
その中には、新たな重要な新興勢力の一人・ウクライナ保安局SBUのアレクサンドル・ポクラド新長官代行(※写真)の名前はありませんでした。しかしポクラド氏は、特務機関を統括する担当として、ゼレンスキー氏のために“特別サービス”を提供していると噂されており、現在のウクライナの権力構造の中では欠かせない人物です。むしろそのために、RBCウクライナは彼について敢えて伏せたのかもしれません。
一方で、ウクライナの独立系(※グローバリスト側の新聞)新聞「ウクラインスカヤ・プラウダ」は、「今年の初頭からポクラド第一副長官が徐々に独立した影響力を持つようになった」と報じました。そして彼は、次第に全ての作戦部隊の指揮権を掌握するようになり、SBUの中核機能として確固たる地位を築いた、と述べています。
関係者は、ポクラド氏は「ゼレンスキー氏の命令を実行するためなら、合法・非合法のあらゆる手段を用いる覚悟がある」と述べています。ポクラド氏は今年の7月14日のゼレンスキー氏による内閣改造後、保安局の長官代行に任命されました。それまで長官代行を務めていたエヴゲーニ・フマラ氏は、ゼレンスキー氏が解任したミハイル・フョードロフ氏の後任として国防大臣に昇格。そしてSBU副長官だったポクラド氏が長官代行に昇格した訳です。
このウクライナ保安局SBUという組織は、ロシアで言えば連邦保安庁FSBのような存在ですが、実際のところは、FSBよりもソ連時代の国家保安委員会KGBに非常に近い、「泣く子も黙るおぞましい機関」といっても過言ではありません。反体制派を逮捕するため、“ナショナル・セキュリティー”、“親ロシア派”という印籠を振りかざし、証拠を捏造し逮捕・拘束するのは朝飯前です。歴史上の独裁者によくあるパターンですが、大統領の利益や身辺を守る“親衛隊”に近い存在だと言えます。
その視点から、今回の内閣改造でゼレンスキー氏がSBU長官代行を国防大臣に、そして副長官を長官代行に昇進させた狙いは、自身の権益の保護、独裁体制の強化にあると言えます。またポクラド新長官は、ゼレンスキー氏によりウクライナ国家安全保障・国防会議のメンバーにも任命されました。ゼレンスキー氏は、ポクラド氏にこの国防会議を監視する役目を与えたとも言えます。




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