止まらぬウクライナの人口減
 現在、ウクライナでは人口の流出、特に労働人口の流出が深刻化しています。10月末にアップした私のYoutubeチャンネル【ニキータ伝～ロシアの手ほどき】のヘビー級会員の皆さん向けの動画でこの件について触れました。人口流出に悩むキエフ政権は現在、アジア・アフリカ諸国から大量の移民を受入れることで、その穴埋めをしようとしています。ここ最近の様々な識者、政府関係者らの発言からその事が読み取れます。ということで、彼らゼレンスキー政権が目論む人口減少対策について今回は追っていきたく思います。
 
現在のウクライナの人口
　ロシアの国営通信社【RIAノーボスチ】が今年の9月19日に「ウクライナ・ナショナル・ニュース」の記事を引用して報じたところでは、ウクライナの国家移民局はウクライナの現在の人口は2870万人であると発表しました。ウクライナ戦争突入前の人口は4100万人でしたので、約1230万人の国外流出となります。しかしこれはウクライナの移民局、つまり国家機関の情報であることを考慮すれば、実態は更に少ないものと思われます。様々な情報によれば、現在のウクライナの人口は2000万人以下と言われており、兎に角、人口減少は国の大きな悩みとなっています。

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