… … …(記事全文2,071文字)意外と知られていないのですが、江戸時代は現代より寒かったようです。
※画像歌川広重:東海道五十三次之内 蒲原夜之雪
ただ幕末の一時期に猛暑だった記録があり、シーボルトも日記に残していますが、冬はかなり寒かったようで、1780年代には両国川や浅草川が結氷した記録が古文書には残されています。静水でない川が凍るのは相当冷えないと見られない現象ですよね。
江戸時代の気温がどうしてわかるのだ とお考えの方もおられるかと思いますが、天候の日記は数多く残されているのでそれらと太陽活動予想からある程度の予測が成り立つようです。
18世紀の7月の平均気温は23.7℃
19世紀の7月の平均気温は24,7℃
現在の7月の平均気温は29℃近くと言われています。