… … …(記事全文2,795文字)【「守る社会」への意識転換――有村治子参議院議員の講演から見えた安全保障の本質】
高市早苗総裁が決まった直後、自民党両院議員総会が開かれました。その司会を務めたのは、有村治子参議院議員です。有村議員は高市早苗議員の推薦人でもあり、選対副本部長として今回の選挙を支えた中心人物の一人でした。総会の席上では、役職のために表立った感情を控えていましたが、その表情からは静かな喜びがこみ上げている様子が伝わってきました。私は先日、金沢での講演会で有村議員とご一緒し、その後ちょうど自民党総裁選の出馬会見があったため、急遽その会場にも足を運びました。
その日の私の講演テーマは、テロや有事への市民訓練についてでした。イギリスやアメリカでは、一般市民に対しても除染や止血の訓練を行っています。火災や地震などの災害訓練は日本でも一般市民が参加しますが、無差別殺人やテロ、有事への訓練は警察や消防、自衛隊、自治体職員に限られています。民間人が訓練を受ける機会はほとんどありません。私は「これでいいのか?」という問いを投げかけました。
このテーマは、有村治子議員の講演内容とも深く重なっていました。彼女の講演は非常に印象的で、多くの方に知っていただきたいと思いましたので、一部をここで紹介します。
