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Introduction:2025年3月14日、東京都霞が関の財務省前で「財務省解体デモ」が行われた。
昨年の終盤頃から徐々にSNSを中心に囁かれるようになった "財務省解体" なるワード。
これは2023年6月に出版された故・森永卓郎氏の『ザイム真理』と無縁ではなかろう。
かくして、財務省解体がさらにエンパワーされ、今年になってリアルなデモへと発展、過熱していった。
この動きは東京のみならず、北から札幌、仙台、新潟、長野、名古屋、三重、金沢、福井、大阪、広島、高松といったように、この日は全国12箇所で一斉に民衆が "決起" したのである。
これらの動向には政府も無視するわけにはいかなくなり、3月4日には石破首相も『等閑視すべきでない』と答弁している。
今や燎原の火のごとく全国に広がる財務省解体デモ──今後の行方と、財務省に対して今すぐやるべき「本質的な」考察を展開したいと思う。