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Introduction:2025年3月11日──東日本大震災から14年が経過したこの日、福島県の地元紙『福島民報』の一面に掲載されたのは、東電福島第一原発から最も近くに位置する駅「JR大野駅」駅前の再開発された姿である。
そこには3月15日にオープン予定の産業交流施設「CREVAおおくま」、商業施設「クマSUNテラス」が映し出され、あたかも原発周辺の街の復興が着々と進んでいることを印象づけるが、実態はそうではない。
筆者は昨年の11月16日、福島第一原発に隣接する「中間貯蔵施設」を見学する機会に与った。
そこで目にしたものは、復興とは程遠い姿である。