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Introduction:7月7日に投開票された東京都知事選、2位の大躍進で一躍「時の人」となったのが元安芸高田市長の石丸伸二氏だ。
そして、都知事選直後に上梓された石丸氏の最新刊が『シン・日本列島改造論』
今、一部で話題になっているこの書籍、果たして『シン・日本列島改造論』には何が書かれているのか?
「論」が皆無な「シン・日本列島改造論」
石丸伸二氏は今回紹介する『シン・日本列島改造論』以外にも、何冊かの本を出している。
『覚悟の論理』もその中の一冊で、ライターの武田砂鉄氏はこれを熟読した後の7月7日、TBSラジオの選挙特番で本に関する質問を次のように石丸氏に投げかけた。
《メンタルが強いですね、という風に言われてなんで、メンタルが強いかって言われたというと、その相手の問題はどうなっても私は知りませんよと割り切れるというところを書かれていてですね、ちょっと政治をやられる方からすると、この相手の問題がどうなっても私は知りませんよっていう風に言われると、ちょっとぎょっとしちゃうなというところも感じたんですけれども。
このなんか、選挙戦でいろんな立場の人とお会いして、お話しすることがあったと思いますけれども、この本に書かれたことっていうのは特に考えとしては変化はないですかね?》