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「チャーリー・カークさん銃殺事件」
「カークさんが命と引き換えに炙り出してくれた日本の病巣」
◆チャーリー・カークさんを悼む
アメリカの保守活動家、チャーリー・カークさんが9/10銃殺されました。ユタ州オレムという街のユタ・バレー大学で講演中でした。
◇Charlie Kirk
チャーリー・カークさんは31歳。昨年の大統領選挙では保守系有名YouTuberジョー・ローガンと並んでトランプ大統領の勝利に貢献した人物でした。今回の事件を通じた報道で、カークさんはNHKの配信記事では以下のように紹介されています。
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保守系の政治活動家で、トランプ大統領を熱狂的に支持する「MAGA派」の若者の代表格としても知られています。
AP通信などアメリカのメディアによりますと、カーク氏は18歳だった2012年、「ターニング・ポイント・USA」という保守系の団体を創設し、若い世代に保守的な価値観を広げる活動を始めました。
各地の大学などを回って人工妊娠中絶への反対や、銃を所持する権利などを訴えて規模を拡大させ、団体のホームページによると、現在は全米3500以上のキャンパスで活動を行っているということです。
さらにカーク氏はポッドキャストやSNSで積極的に発信を行い、保守系の若者の間でカリスマ的な存在となりました。
去年の大統領選挙ではトランプ氏への支持を呼びかけ、若者票の取り込みに貢献し、勝利を後押ししたとされています。
トランプ大統領とカーク氏の関係について、有力紙ワシントン・ポストは「もともと良好だった2人の関係は大統領選挙のあと一層深まった」としたうえで「トランプ氏が大統領に就任する前の政権移行期にはカーク氏は南部フロリダ州にあるトランプ氏の自宅の『マー・アー・ラゴ』にたびたび姿を見せ、時には閣僚の候補者に関する会議にも参加していた」と伝えています。
また今年の政権発足後もカーク氏はトランプ大統領や側近らと不法移民対策などについて意見を交わしていたとしています。
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私はカークさんに2度会った事があります。その事を書き始めると、強い者だけが湛える事が出来る慈愛に満ちた笑顔と、希望に満ちた言葉の数々が記憶の引き出しから溢れ出て冷静でいられなくなるので、今は書く事を控えます。
◆チャーリーの死に歓喜する狂気
彼の万人の心に響く発信は、彼と考え方の異なるリベラル勢力には大いなる脅威でした。だから矮小で卑劣な者は彼の非業の死に安堵し、歓喜しました。
例えばアメリカ空軍のライナ・マリー(Lana Marie)凖空尉は、こんな投稿をしました。
「this man was clearly racist, homophobic and sexist. Google YouTube and X are free. His ideology and his words were extremely dangerous. and the fact that the American flag is being flown half staff is crazy work.」
「この男(チャーリー・カーク)は明らかに人種差別主義者、同性愛嫌悪者、性差別主義者でした。Google YouTubeとXは無料ですから、彼がインターネット上で流布するイデオロギーと言葉は非常に危険でした。アメリカ各地で彼の死を悼むために半旗が掲げられているなんて頭がおかしい」
◇Lana Marie
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