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吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める

吉富有治(ジャーナリスト)

吉富有治

近づく参院選 われわれは誰を選ぶべきか

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00225/2022052508000094837 //////////////////////////////////////////////////////////////// 吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める https://foomii.com/00225 ////////////////////////////////////////////////////////////////  日本維新の会(以下、日本維新)の議員が話題にのぼっている。ただし、話題といっても良いものではない。悪いものだ。自民党や立憲民主党など他の政党でも問題を起こす議員はいる。ただ、母体である大阪維新の会(以下、大阪維新)をはじめ日本維新はあまりにも目立ちすぎる。政党として問題議員を抱え込むような、何か構造的な欠陥を抱えているのではないかと首を傾げたくなるほどだ。    最近では、日本維新の岬麻紀衆院議員だろうか。岬は2019年7月の参院選で減税日本と日本維新の公認で出馬して落選した。ところが、そのときの選挙広報に記した経歴にウソがあるとして東京都の男性から名古屋地検に刑事告発されたのだ。  この問題を最初に報じた5月6日付けの「AERA dot.」によると、岬が選挙公報に記したウソの経歴とは「亜細亜大学非常勤講師」の箇所。記事によれば同大学で非常勤講師を務めた事実はないという。大学側も岬を「本学に非常勤講師として在籍していたか確認いたしましたが、委嘱した記録は見当たりませんでした」とAERA dot.に回答している。さらに亜細亜大学だけではなく、岬が同じ選挙公報に記した「杏林大学非常勤講師」という経歴もウソだったことがわかっている。
… … …(記事全文8,360文字)
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