… … …(記事全文2,164文字)今の日本の少子高齢化や人口減少は「避けられない自然現象」と見なされそれを前提とした議論が蔓延しています.
例えば,少子高齢化で生産労働人口が減るからデフレになるのだ…だからデフレは避けられないんだ,デフレ脱却なんて無理だ,なぞという意見が蔓延しています.
こうした見解を前提に,財務省や緊縮財政派の人々は,「デフレ脱却は無理なんだから,財政拡大や減税なんて必要はない」と主張します.
あるいは,少子高齢化や人口減少は避けられないんだから,過疎化なんて放置するしかない.東京や大都会だけ残して,地方都市からは「撤退」すればいいんだ,という論調(しばしばそうした論調はコンパクトシティなぞと呼ばれます)も支配的となっています.
そして,能登半島地震の被災地なんて,もはやどうしようも無いのだから,復興なんてしなくてもいい,なぞともしばしば主張されます.
しかしこうした議論は根本的に間違っています.
なぜなら,少子高齢化や人口減少は,避けられない自然現象なぞではなく,政府による「デフレ放置」と「地方でのインフラ投資&農業支援削減」による完全な「人災」の類いだからです.
だから「政府による減税」と「政府による地方インフラ投資拡大(ならびに農業支援)」で少子高齢化は大きく緩和できるのです.
こちらの図をご覧下さい.
https://x.com/SF_SatoshiFujii/status/1883510909177598391
ご覧の様に…
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