… … …(記事全文5,449文字)ロシアで核兵器の開発・製造に携わっているメンバー80名ほどが、イランに入ってきている。そしてイランのペゼシュキアン大統領は27日、訪問先のロシアの首都モスクワでプーチン大統領と会談した
◆〔特別情報1〕
しばらくカタールへ取材に出ていたという中東情勢に精通する外国人ジャーナリストが、久しぶりにイスラエル選挙について解説を伝えてくれた。まずは日本で報道されている記事を紹介しておこう。
時事通信は30日、「イスラエル総選挙で与党陣営、過半数割れ 首相『アラブ系政党が票買収』」という見出しをつけて次のように報道した。
《イスラエル選管は30日未明、27日に投票が行われた総選挙(国会定数120)の最終結果を発表し、ネタニヤフ首相率いる与党陣営の過半数割れが確定した。連立交渉が焦点となる中、ネタニヤフ氏は29日、躍進したアラブ系政党が票の買収を行ったと主張。反ネタニヤフ勢力の協力を妨害する狙いがあるとみられる。
選管によると、与党陣営は53議席、ユダヤ系反ネタニヤフ勢力は48議席を獲得。アラブ系2党は19議席となった。
ネタニヤフ氏が党首を務めるリクードは第一党を死守したものの、32議席から5議席減らし27議席となった。アイゼンコット元軍参謀総長率いる野党ヤシャルは21議席を獲得した。一方、アラブ系政党は10議席からほぼ倍増。対パレスチナで強硬な極右勢力が力を持つネタニヤフ政権への反発で、アラブ系市民の投票率が上昇したことが背景にあるとみられる。
イスラエルメディアは29日、選管トップが国内治安機関シャバク(シンベト)に宛てた書簡で、外国からの資金提供や票の買収について調査するよう指示したと報じた。これを受け、ネタニヤフ氏はX(旧ツイッター)で、アラブ系政党の不正で「選挙が盗まれた」と主張。アラブ系政党に協力してはいけないと強調した。
ただ、選管は声明で「選挙の公平さが組織的に損なわれたとする主張には根拠がない」と反論。シャバクも「民主的かつ合法的に投票した集団全体」を中傷すべきではないと訴えた》
中東情勢に精通する外国人ジャーナリストはまず、次のように解説した。
「イスラエルには10以上(12~13ほど)の政党および政党連合がある。政党のなかには、アラブ人の政党もあれば、イスラム教の政党もあるし、キリスト教の政党もある。彼らは、イスラエル(ユダヤ)人ではないけれども、選挙権を持っている。アラブ人、イスラム教の人、キリスト教の人たちというのは、昔からパレスチナの地に住んでいた人たちで、ほとんどの人たちはイスラエルが建国されたのを機に、他国へ去っていったのだが、それでも尚、留まった人たちである。今回の選挙でアラブ人、イスラム教徒、キリスト教徒らの政党を合わせて19議席をとり、彼らが連立でどこにつくかで、ネタニヤフの命運が決まるという結果になった。
これを受けてネタニヤフは早速、アラブ人、イスラム教徒、キリスト教徒らの政党らで不正選挙が行われたと言い始めた。19議席を獲得した彼らと連立を組まない限り、政権を維持することはできない。ネタニヤフとしては、今回の選挙に不正があったと主張し続けて選挙の結果を撹乱しながら時間を稼ぎつつ、再選挙に持ち込もうとしている。」
以下、特別情報である。

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