… … …(記事全文6,279文字)「マンジャロ」は、ダイエット目的で使用している若者の健康被害がクローズアップされている。しかし、本来の2型糖尿病の治療目的で、医師の処方のもと使用した場合も、深刻な健康被害が生じている
◆〔特別情報1〕
2カ月ほど前から、どうしても取り上げたい問題があった。ちょうど、下記記事が報道されたので、この機を逃さず、取り上げておきたい。
読売新聞は15日、「ダイエットで糖尿病治療薬『マンジャロ』使った女性、体重激減に怖くなり…『今後使おうと思わない』」
《ダイエット目的で糖尿病治療薬「マンジャロ」が使用されるケースが全国的に問題となった。熊本県内でも県消費生活センターに2件の相談が寄せられており、土井内科クリニック(熊本市南区)の土井賢医師は「本来の目的と違う使用は健康被害が生じる可能性がある」と警鐘を鳴らす。実際に使ったことのある女性が読売新聞の取材に応じた。(立畠有果、中村由加里)
「欲しいと思ったら誰でも手に入る」。7月上旬、やせるために一時的にマンジャロを使っていたという熊本市の女性(20歳代)は、美容目的でも手軽に入手できた経緯を打ち明けた。
知人が使用をきっかけにやせたことを目の当たりにし、インターネットで調べると、あるクリニックで買えることがわかった。5月中旬頃、LINEで名前や住所を送って電話で数十秒話し、1か月分(4本)を約1万7000円で購入したという。
使ってみると、食欲がなくなって1日の食事は1回で十分となり、中には何も食べない日もあった。ただ、使用翌日は体がだるく、周囲の人から「顔色が悪い」と言われるように。体重は約1か月で6キロほど減り、激減が怖くなって使用をやめた。「今後、使おうとは思わない」と語った。
(中略)
土井医師は「SNSや個人間売買、海外通販などで入手した医薬品には、偽造品や品質の悪い製品が含まれる可能性があり、大変危険。体重や肥満に伴う健康上の問題で悩んだ場合には、医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。》
マンジャロは2型糖尿病の新薬として承認されている。しかし、「やせ薬」として美容ダイエットの使用効果の高さで、その名が一気に広がっていたという。ところが、本来の2型糖尿病治療とは違う目的外のダイエット使用の普及から、副作用の被害が報告されるようになった。そのため、上述の土井医師は「本来の目的と違う使用は健康被害が生じる可能性がある」としたうえで、「体重や肥満に伴う健康上の問題で悩んだ場合には、医療機関に相談してほしい」と警鐘を鳴らしたということだ。
しかし、このマンジャロ、ダイエット目的で使用している若者の健康被害だけが問題というわけではない。2型糖尿病の治療目的で医師の処方のもと使用した場合でも、深刻な被害が生じているケースがある。
以下、特別情報である。

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