… … …(記事全文4,172文字)政界は「改正皇室典範」で、はっきり色分けされた。旧立憲が新党を立ち上げるならば、公明党のことは一切気兼ねせず、原点に立ち返って「女性天皇」の道筋を開く「皇室典範再改正」に取り組むべき
◆〔特別情報1〕
時事通信は7日、「合流見送り『悔しく残念』 中道・野田氏が謝罪」という見出しをつけて次のように報道した。
《中道改革連合の野田佳彦前共同代表は7日、中道と立憲民主、公明両党の合流見送りを受け、自身のブログで「誠に悔しく、残念でならない。深く深くおわびする」と謝罪した。その上で、中道の分裂が決定的となっていることに触れ、「公明出身議員と立憲出身議員による衆院の『統一会派』実現も、新たな形態として検討されることになる。私は中道勢力の結集を決して諦めない」と強調した。
野田氏は、中道の結党について「物価高で苦しむ生活者に寄り添い、欧米発の右傾化と分断の波にストップをかけようという挑戦だった」と説明。2月の衆院選惨敗が「合流を阻んだ最大の理由だろう」との認識を示した。》
野田は、「物価高で苦しむ生活者に寄り添い、欧米発の右傾化と分断の波にストップをかけようという挑戦だった」と敗因を分析しているようだが、果たして正しい分析といえるだろうか。そもそも、今の消費税10%に押し上げた起点ともいえる政権は、他でもない民主党の野田政権である。そのことを、いまも覚えている有権者は多い。ゆえに、物価高対策において、いまさら野田代表への期待値は、そう高くはなかったはずだ。しかし、野田代表に期待することが、最後に唯一あった。野田は立憲の代表として、「男系男子」推進の麻生太郎に抗ってきた経緯の事実があった。だから、先の衆院選の敗因は、野田が考えている分析は、はっきりいってズレている。
「愛子天皇」を待望する国民からは、憲政史上初の女性総理に「愛子天皇」への道筋をいったんは期待したが、その期待に応える政権ではないことに気づき、投票先を思案するなかで、一か八かの期待を寄せ、中道を選ぶ人が多くいた。しかし、それは大きなうねりにはならなかった。なぜなら、中道の政権公約には、皇室典範改正についての方針がまとまらず、事実上、スルーしてしまったからだ。そのことの深刻さに、いまもって気づいていない。それこそ、リベラルゆえの「鈍感」なのだろうか。

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