… … …(記事全文4,564文字)サウジアラビア、トルコ、パキスタン3カ国の新防衛協定を米国が応援。この3カ国に米国を加えた4カ国となると、その標的はイランとなる。つまりこれは、米国がある目的のために仕掛けた「装置」であるという
◆〔特別情報1〕
これは中東情勢に精通する外国人記者からの特別情報である。
サウジアラビア・パキスタン・トルコが防衛協定に署名したことについて話を聞いた。
まずは、関連記事を紹介しておこう。
読売新聞は8日、「サウジアラビア・パキスタン・トルコが防衛協定に署名『いずれの国への武力攻撃、全ての国への攻撃とみなす』と規定」という見出しをつけて次のように報道した。
《サウジアラビア、パキスタン、トルコは7日、抑止力強化を目的とした3か国間の防衛協定に署名した。協定は「3か国いずれの国への武力を用いた攻撃は、全ての国への攻撃とみなす」と規定している。
サウジのメッカで、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子、トルコのタイップ・エルドアン大統領、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相が会談し、署名した。
3か国は共同声明を発表し、「集団的安全保障を強化し、地域内外で平和、安全、安定を促進する」と協定の目的を説明。3か国による「イスラム教の連帯」も強調した。》
かつて、イラン、パキスタン、トルコの3カ国は、古くからの経済・文化的な緊密な結びつきから「兄弟国」と称され、1964年には地域協力開発機構(RCD)の枠組みを共有していたほど強く連携していた。この「RCD」は1970年に開催された大阪万博にも3カ国共同でパビリオンを出展するほど強い連帯を示していた。ただし、1979年のイラン革命により機能は一時停止。1985年からは、中央アジア諸国なども加えた経済協力機構(ECO)へと発展したのだった。今回の新しい3カ国の協定は、イランではなくサウジアラビアがトルコ、パキスタンと連携する枠組みとなった。
なぜ、そのような3国の新協定となったのか。それについて中東情勢に精通する外国人記者は、「この協定を米国が応援している。つまりこの3国に米国を加えた4国となると、その標的はイラン。これは、米国が仕掛けた協定ということ」と言い切った。
以下、特別情報である。

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