… … …(記事全文4,702文字)米イラン協議仲介へ意欲を示すパキスタンのダール副首相兼外相は、パナマ文書で汚職が発覚し国外追放されたナワズ・シャリフ政権時の財務相であり、同事件の実務者として逮捕された、いわくつき人物
◆〔特別情報1〕
読売新聞は30日、「カーグ島占拠検討するトランプ氏『正直に言うと、イランの石油奪いたい』…地上作戦辞さない構え」という見出しをつけて次のように報道した。
「米国のトランプ大統領は29日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、イランの石油権益奪取への意欲を示し、原油積み出し拠点があるカーグ島の占拠を検討していると明らかにした。地上作戦も辞さない構えを強調し、戦闘終結に向けた協議で譲歩を迫る狙いとみられる。
トランプ氏は『正直に言うと、一番やりたいことはイランの石油を奪うことだ』と述べ、ペルシャ湾のカーグ島の占拠は『数ある選択肢の一つだ』と説明。占拠した場合、一定期間の駐留が必要になるとの認識を示した。米紙ニューヨーク・タイムズは29日、数百人の特殊部隊が中東に到着したと報じた。カーグ島占拠やイランが保有するウランの回収作戦に投入される可能性があるという。」
遂にトランプが本音を露わにしたようだが、肝心の戦闘終結に向けた協議は一体、どのルートで話し合われているのか、そこは隠されたままだ。表向きは、パキスタンが仲介に入って行われようとしているとされているが、どうもこれがキナ臭い。
TBSは30日、「パキスタン副首相『米イランの協議をパキスタンの仲介で近日中に開催』と表明」という見出しをつけて次のように報道した。
「パキスタンのダール副首相兼外相は29日、ビデオ声明を発表し、アメリカとイランによる協議を近日中にパキスタンの仲介で開催すると明らかにしました。
(中略)
これに先立ってダール氏は、首都イスラマバードでエジプト、トルコ、サウジアラビアの外相と会談。戦闘を早期かつ恒久的に終結させるための可能な方策について協議し、アメリカとイランの協議を仲介するパキスタンの役割について、全面的な支持を得たということです」
中東情勢に精通する外国人記者は、パキスタンの動向について次のように語った。
「これは米軍が追加派遣した部隊が、目的地に到着するまでの時間稼ぎだろう。ダール副首相兼外相が声明を発表したというが、そもそも、パキスタンには、副首相という役職は法的に存在していない。この人物は、かつてナワズ・シャリフ政権で財務相だったときにパナマ文書にも出てくるマネーロンダリングで逮捕されていた、いわくつきの人物だ。IMFではブラックリストにその名が刻まれている」
以下、特別情報である。

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