… … …(記事全文4,586文字)まだ台湾有事になっていない状況で、先に日中が「戦闘モード」に入りかねない危険な状況。しかし、日中を戦争させたいという米国の裏の思惑に、まんまと日中ともに嵌ってしまっているともいえる
◆〔特別情報1〕
ロイターは8日、「仏大統領、中国に関税警告 対EU貿易黒字巡り=仏紙」という見出しをつけて次のように報道した。
「フランスのマクロン大統領は、中国を先週訪問した際に、同国が欧州連合(EU)に対する貿易黒字を削減する措置を取らなければ関税を課すと警告したことを明らかにした。
マクロン氏は訪中時、中国に対し『持続不可能』な世界貿易の不均衡、地政学、環境問題での協力を強化するよう求めた」
日中関係の悪化がエスカレートしている最中、その仲介に入ろうと中国を訪問し習近平と会談し、仏エビアン・サミットに招待するとまで持ち上げて関係をアピールしたマクロンだったが、帰国すると一転して関税を課すと警告し始めた。一体どういう背景があるのか。国際情勢に精通する情報通は次のように語った。
「マクロンは、習近平にカネを貸してくれと頼みに行った。ところが習近平からは、『そんな用事なら帰ってくれ』と、にべもなく追い返された」
なぜマクロンは、わざわざ訪中し、習近平国家主席にカネを貸せと迫ったのか。以下、特別情報である。

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