… … …(記事全文4,874文字)石破首相辞任の一報を受けた7日、OBも含めた自民党関係者に緊急招集がかかり、大騒動となった。まさに急転直下の辞任表明。これが8日の辞任であったなら、総裁選の流れは反主流派が握っていた
◆〔特別情報1〕
自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。
石破首相辞任の一報を受けた7日、OBも含めた自民党関係者に緊急招集がかかり、大騒動になっていたという。
時事通信は7日、「自民・小泉氏「自発的退陣」伝達か 石破首相に党分裂回避訴え」という見出しをつけて次のように報道した。
「小泉進次郎農林水産相が6日夜に石破茂首相(自民党総裁)と会談した際、党所属国会議員を対象に総裁選前倒しに関する意思確認を行う8日の手続きを回避するよう促したことが分かった。党の分裂を避けるためで、自発的な退陣が望ましいとの考えを伝えたとみられる。関係者が7日明らかにした」
5日の金曜日までは「解散カード」でけん制し強気の態度を示していたが、それが結果的に裏目に出てしまい、総裁選前倒しへの賛成票が雪崩を打って増え、過半数確実となっていた。「党を割るようなことがあってはならない」と、石破と面談した小泉農相と菅元首相からの進言を受けて辞任を決断したと報道されている。しかし、自民党内部に精通する情報通によると、実際のところは、少し違っている。以下、自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。

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