… … …(記事全文5,169文字)石破降ろしを画策する麻生派は、自民党国会議員の4分の3を押さえたと鼻息が荒い。それもそのはず、石破総理を誕生させた岸田前首相が石破から離れ、政権の「屋台骨」が崩れたか?
◆〔特別情報1〕
自民党内部に精通する情報通が「石破政権の屋台骨が崩れた」と伝えてきた。
朝日新聞は9日、「『奈落の一途を…』首相に冷ややかな目線 立党70年の自民党大会」という見出しをつけて次のように報道した。
「『国民の怒り、悲しみ、喜び、苦しみを一番知っているのが自民党だという誇りを持って、臨んでまいりたい』
9日の党大会。首相は総裁演説でそう語ると、さらに語気を強めて訴えた。『結束、団結、行動。心よりお願いします』
しかし首相の言葉とは裏腹に、党内は冷ややかだ。小林鷹之・元経済安全保障相は閉会後、『参院選を見据え、自民党としてどういう国づくり、政策を打ち出していくのかというメッセージは、あまり感じられなかった』と記者団に語った」
小林の石破批判は、党大会後の記者団の質問に答えたもので、朝日新聞以外にも、読売、産経、各紙が取り上げている。見出しも興味深い。
毎日は、「自民・小林鷹之氏、石破政権に苦言 『意思決定が二転三転』」
読売は、「自民・小林鷹之氏、高額療養費巡る石破首相の判断を批判『政策の意思決定が二転三転』」
産経は、「自民・小林鷹之氏、高額療養費めぐる石破首相の対応に苦言 『政策の意思決定が二転三転』」
以上、毎日、読売、産経の3紙は、ほぼ同じタイトルだ。そのほか、日経、共同、時事は次のとおり。
日経は、「小林鷹之氏、首相に苦言 『楽しい日本の道筋感じられず』」、
共同は、「自民・小林鷹之氏、首相演説批判 参院選に向けたメッセージ感じず」
時事は、「国造りの訴え『感じず』 自民・小林鷹氏、首相演説に不満」
それにしても、自民党内のゴタゴタ情報は入ってきていたものの、これほどわかりやすく小林の石破批判のコメントが注目され、一斉に記事になることに驚いた。各紙が「石破降ろし」の動向に注目していることがわかる。その点は、自民党内部に精通する情報通も驚きを隠せないようだ。しかも、今後はさらに「石破降ろし」が加速するという。以下、自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。
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