… … …(記事全文4,876文字)トランプは表と裏を使い分けるクレバーなリーダー。カナダは経済状態も悪く、米国にとって負担が大きい。トルドー辞意表明で、冗談ではなくカナダは米国51番目の州となり、国がなくなる方向に向かっている
◆〔特別情報1〕
NHKは7日、「米議会でトランプ次期大統領の当選が正式に確定 今月20日就任」という見出しをつけて次のように報道した。
「去年11月に行われたアメリカ大統領選挙の結果を確定する連邦議会の合同会議が開かれました。4年前には選挙で不正があったとする当時のトランプ大統領の主張に同調した支持者らが議会議事堂に乱入する事件が起きましたが、今回は選挙結果に異議を唱える議員もなくトランプ次期大統領の当選が正式に確定しました。
アメリカでは、6日、連邦議会の上下両院の合同会議が開かれ、去年11月の大統領選挙を受けて先月、各州の選挙人が投票した結果を正式に集計しました。
合同会議では選挙結果に異議を唱える議員もおらず、トランプ氏が全米538人の選挙人のうち当選に必要な270人を超える312人を獲得したことが承認されました。
そして、会議の議長を務めるハリス副大統領が宣言して、トランプ次期大統領の当選が正式に確定しました。
トランプ氏は今月20日、第47代アメリカ大統領に就任します。
大統領選挙の結果を確定する上下両院の合同会議は、上院議長を兼ねる副大統領が進行することになっていて、ハリス副大統領はみずからの敗北を宣言するかたちとなりました」
トランプのスピーチライターチームのメンバーの友人である外国人ジャーナリストは、次のように解説した。
米国では、大統領就任式の前の1月6日、連邦議会の上下両院の合同会議が開かれ、各州から送られてきた大統領選挙の結果の集計を、副大統領が発表することになっている。今回の大統領選挙では、途中からバイデンに代って副大統領のハリスが候補者となってトランプと戦うという異例の事態となった。そのハリスが副大統領として、トランプに大統領選に勝利したという証明書を出すこととなった。
この連邦議会の上下両院の合同会議の2日前、バイデンとハリスにまつわる、ある珍事が話題を呼んでいたという。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)