… … …(記事全文4,226文字)中国が台湾侵攻を示唆するかのように、台湾周辺で大規模軍事演習をするのも、また「琉球は日本の領土ではない」などと発信するのも、すべて日本からカネを出させるための米中出来レース。日本は乗せられてはいけない
◆〔特別情報1〕
NHKは16日、「台湾 米トランプ前政権売却の主力戦車が初到着 防衛力強化へ」という見出しをつけて次のように報道した。
「中国が台湾への軍事的な圧力を強める中、アメリカのトランプ前政権が売却した主力戦車『エイブラムス』が初めて台湾に到着しました。台湾としては、装備の近代化を進め、防衛力を強化するねらいです。
台湾国防部によりますと、16日未明アメリカのトランプ前政権が2019年に売却を決めた主力戦車『エイブラムス』108両のうち、38両が台湾北部の新竹にある陸軍の訓練指揮部に初めて到着しました。
(中略)
台湾周辺では中国が大規模な軍事演習を繰り返し、今月も多数の艦艇や中国海警局の船を連日展開するなど、『台湾独立派』とみなす頼清徳総統への軍事的な圧力を強めています。
台湾としては、アメリカ軍の主力戦車を導入することで装備の近代化を進め、防衛力を強化するねらいです」
5年前のトランプ政権時に契約した最新鋭の戦車が、バイデン政権のもとでは納入されず、5年の時を経て再びトランプ政権が発足する前に納入されたということだ。いかにも台湾侵攻への備えか、にもとれる事態だが、これについて国際政治に精通する情報通はこう語る。
「米国からの契約では、そんなことは日常茶飯事、5年後10年後の納入など当たり前。日本は15年経っても納入されてこないことはザラだ。納入が5年10年遅れても、それでも最新鋭だという。しかも、もちろん代金は前払いだ」
以下、国際政治に精通する情報通からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)