… … …(記事全文5,854文字)小林鷹之の総裁選出馬会見に集まった24名の議員の半数が、旧統一教会との係わりが指摘されていた。「換羽」になぞらえたところで、同じDNAの羽が生えてくれば、結局は同じ。鷹そのものが生まれ変われるわけではない
◆〔特別情報1〕
総裁選に意欲を示す議員が20名の推薦人確保に奔走するなか、
TBSは19日、「小林鷹之氏が出馬一番乗り 旧統一教会関連イベント参加は「軽率だった」 乱立する自民党総裁選 出馬“意欲”の最年少・小泉進次郎氏と最年長・上川陽子氏は…【news23】」という見出しで、小林議員の出馬表明の会見を報道した。会見前、小林議員の出馬表明に駆け付けた議員のなかから、何人かが記者からの質問に答えている。
斎藤洋明衆院議員は、「小林さんは一番、今の自民党を変えてくれる人だと思っていますので、それで今日、ここに駆けつけました」と言い、また推薦人の中心になるとみられる福田達夫衆院議員は、「我々の代表として一番いいのは誰だろうという話をする中で、小林鷹之がいいだろうという話になった」と語った。
小林は会見の冒頭、「仲間とともに勝ち抜く覚悟で臨んでいるんです」とガンを飛ばすかのような真顔で力説した。さらに「脱派閥選挙をこの総裁選で徹底します。旧派閥に対する支援は一切受けません」と表情を変えず声高に断言し、一呼吸置いて「自民党は生まれ変わる」と言い放った。真顔になると、睨みつけるような「怖い顔」になるのは、本人も認めるところのクセらしい。
しかし、小林はかつて、旧統一教会との関係が指摘されている。記者からの質問に対し「軽率だった」と声を落として弁明したようだが、出馬表明の場に駆け付けた議員24名のなか、半数にあたる12名もの議員が旧統一教会との関係が指摘されていた。また、裏金議員リストに名前が挙がった議員は4~5名もいる。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)