… … …(記事全文4,987文字)習近平病気説に始まる「政変」ともとれる情勢は、北朝鮮やロシアに伝わり影響を与えている。金正恩は水害の被災者を最大限に気遣う姿を国民にアピール、ロシアはイランに対し、イスラエル攻撃に待ったをかけた
◆〔特別情報1〕
日本では全くといっていいほど、習近平国家主席が倒れ入院していることは報道されていない。しかし、複数の情報通に確認してみたところ、不穏な状況のなか、習近平は公的な表舞台から姿が消えているのは事実のようだ。
7月15日から7月18日までの期間で開催された中国共産党の重要会議「三中全会」で演説する習近平の様子がおかしかったことから、病気説が囁かれ始めたようだ。会議中に脳卒中で倒れたとの噂も駆け巡っていたようだ。習近平の「三中全会」での演説内容は、新華社が一度は掲載したものの、その後は削除されているという。さらに開幕のときの習近平の映像は出ているものの、閉幕のときの映像は出てきていないことから、「三中全会」期間中に倒れ入院したとの噂が駆け巡ったのだ。ただ、7月29日に中国を訪問したイタリアのメローニ首相と会談しており、二人揃った画像も新華社から出てきている。
以下、国際政治に精通する情報通からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)