… … …(記事全文3,807文字)小池も蓮舫も、元キャスターから政界進出の経歴を持ち、いまや日本初の女性総理の呼び声では、常に名前が挙がってきた双璧。しかも互いに脛に疵持つ、似たもの同士のガチンコ対決。いい勝負になる
◆〔特別情報1〕
これは自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。
まずは静岡県知事選の結果だが、浜松市長を4期やった鈴木康友が強かった。浜松市長の前には、衆議院議員も2期(2000年7月~2005年8月8日)やっている。そのときの対戦相手は、今回裏金問題で離党した安倍派の塩谷立で、選挙区での対戦では常に塩谷に負け、2期は比例で復活当選していた。またスズキ自動車の鈴木修会長が、ずっと鈴木康友を可愛がって支援してきた。自民党が推薦した副知事だった大村慎一では、相手にならなかったし、当選した鈴木康友は、元々民主党の国会議員だったとはいえ、政治的考え方は自民党に近く、それだけに自民党支持層からの票も34%が鈴木に流れた。
そしてその勝利を見届けて、蓮舫が都知事選への出馬を決めた。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)