… … …(記事全文2,864文字)【拙著】『総理大臣 小沢一郎』(2007年11月10日刊)
第2章 新しい「絆」を構築し、「結」を蘇生させる
「絶対生活感」のカケラさえ感じられなかった安倍前首相
これに対して、安倍前首相からは「絶対生活感」のカケラさえ感じられなかった。ところが、この現実離れした首相を絶賛し、大きな期待を寄せている大物政治家がいた。
その人とは、中曽根康弘元首相である。読売新聞の平成十九年(二〇〇七)一月七日付の朝刊(一、二面)に掲載された『地球を読む』という企画記事の中で、中曽根元首相は「新たな日本へ挑戦 安倍首相に望む」と題して、「保守本流決然と進め」とエールを送っていた。中曽根元首相の言葉を引用しておくと、
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)