… … …(記事全文4,524文字)年内解散を見送ったと同時に、自民党内は長老たちの会食が慌ただしい。犬猿の仲の「麻生・二階」、続いて非主流派仲間「二階・菅」、そして「岸田・麻生」と続いた。その目的は「岸田降ろし」なのか「起死回生」か。
◆〔特別情報1〕
時事通信は9日、「菅、二階氏らが会食 自民党」という見出しをつけて、次のように報道した。
「 自民党の菅義偉前首相、二階俊博元幹事長、森山裕総務会長が9日夜、東京都内で会食した。岸田文雄首相の政権運営や衆院解散・総選挙の時期などについて意見交換したとみられる。林幹雄元幹事長代理、武田良太元総務相も出席した。」
前日の8日には、二階と麻生が都内で会食をしており、朝日新聞が8日、「自民・麻生氏と二階氏が六本木で会食 定期的に意見交換」という見出しをつけて次のように報じていた。
「自民党の麻生太郎副総裁と二階俊博元幹事長は8日夜、東京・六本木のレストランで会食した。今後の政権運営や衆院解散の時期など政局について意見を交わしたとみられる。麻生氏側近の松本純元国家公安委員長や二階氏側近の林幹雄元幹事長代理も同席した。」
麻生と二階の会談で話し合われたことを受けて、菅と二階の会談が行われていた。
以下、自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)