━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年1月12日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅義偉前首相は勢いづいており、岸田政権の後ろ盾は、麻生太郎副総裁から菅義偉前首相に代わってコントロールしている。麻生太郎の力が削がれたことで、皇室問題が今年は動く。それも岸田政権の退陣後の政権で。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 上皇陛下の側近でMSA資金の最終承認者である吉備太秦からの特別情報である。 菅義偉前首相は勢いづいている。実際、岸田政権の後ろ盾は、麻生太郎副総裁から菅義偉前首相に代わってコントロールしているという状況だ。麻生太郎副総裁は、側近がことごとく潰されて力を失ってきている。あわよくば、総理復権まで狙っていたようだが、そんなことになろうものなら安倍と同じ運命をたどることになる。側近が潰されて、ようやくそのことを実感したことだろう。岸田政権は5月の広島サミットまでは続くだろうけれども、いつ降ろすかは、菅前首相が決める状況になってきている。 「ポスト岸田」で菅前首相が総理に返り咲く可能性もないわけではない。河野太郎が、麻生派を割って出るくらいのことをやってくれればよかったのだが、それをやらない。全然そういう動きもない。となると、「ポスト岸田」としては、もはや河野太郎はダメだろう。 あとは、安倍亡き後の安倍派(清和会)を誰がまとめられるか。世耕弘成が台湾に行ってアピールしたけれども、世耕で安倍派はまとめきれない。まとめられるとしたら、小泉進次郎だ。小泉進次郎は、表立った動きはしていないけれども、水面下では安倍派をまとめる動きをいろいろとやっている。清和会のなかで、進次郎が安倍派の中でまとめた連中を連れて割って出て、菅派(菅グループ)に合流し、一方で河野太郎も麻生派を分裂させて菅派に合流する。それが最善のシナリオだったのだが、河野太郎のほうはそれが出来ていない。麻生派を分裂させる気もない。だから菅は、月刊「文藝春秋」で「派閥政治と訣別せよ!」と訴えた。 【参考】政界のキーマン・菅義偉前総理大臣が「派閥政治と訣別せよ!」 「文藝春秋」編集部 2023/01/09 2023年2月号… … …(記事全文3,400文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)