━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年1月21日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自民、維新、立憲、そして公明まで、政界はどこもかしこも分裂含みの話にギクシャクしており、みんなソワソワしている。寅年の参院選・政変ジンクスはリアルになるかもしれない。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは永田町に深く食い込む政界情報通からの最新特別情報である。 枝野前代表は、代表を辞任したことを悔しがって、周りにブーブー当たり散らしている。「あーいう連中と合流するのが間違いだった」とボヤきまくり、「また一から出直さないといけない」「再編しましょう」と、みんなに分裂話を持ちかけている。既に党内は、分裂しており、旧立憲執行部を中心に23人が抜けるといわれている。 そうした立憲の動きを横目に、自民党の安倍元首相も穏やかではない。分裂後の立憲と、3月に立ち上がるとみられている菅派が、万が一合流するようなことになると、安倍元首相にとっては、復権はおろか院政も敷けなくなり、シナリオが完全に狂ってしまう。 安倍・麻生・甘利VS二階・菅の構図に変わりはなく、その間で岸田首相は両方に媚をうって保険をかけている状態だ。裏では、二階俊博と古賀誠の2匹の大狸が話し合いをして、それに連動して維新の松井一郎代表が自民党に喧嘩を仕掛けている。同和で結びついた二階・古賀・松井3人の結束は絶対に切れない。このなかで、古賀誠が大親分だ。古賀は、かつては安倍に「総理、総理」と持て囃してきたけれども、いまや岸田への禅譲を二度も反故にし、煮え湯を飲まされただけに、「信用ならん奴ら」と恨み骨髄だ。だから、岸田は3Aと古賀の両方に媚をうって、情勢を見極めている。菅前首相が立ち上げる菅派が、二階派や立憲と連携するようなことになれば、岸田はすぐに掌を返す。そのときは松井の維新も、菅・二階に乗るだろう。 ◆〔特別情報2〕 ただ、菅自身が派閥の立ち上げについて公には言葉を濁している。菅グループの若手が二階派との合流を嫌がっているかららしい。菅派が出来たとしても、二階派との合流はせずに連携という形をとるかもしれない。… … …(記事全文3,570文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)