━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年6月10日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅首相は二階幹事長から離れて完全に安倍前首相についた。それはつまり、菅は総裁任期いっぱいで辞めることを意味している。しかも安倍は二階に「加藤勝信を総理にさせるから、二階派を加藤勝信にくれ」と頼んだ。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは二階派「志帥会」重鎮からの、政界トップ情報である。 ここへきて、二階俊博幹事長が自ら会長として「自由で開かれたインド太平洋」推進議員連盟を立ち上げ、安倍晋三前首相を最高顧問に据えたのは、いわゆる「3A(安倍・麻生・甘利)」に「二階外し」をやられていたので、そのお返しに露骨な取り込みにかかったということだ。二階としては、選挙前の時期だけに、党内は仲良くしておかないといけない、いま喧嘩するわけにはいかないと話していた。結果的に3Aに頭を下げたようなものだ。これで党内融和路線を演出したことになる。しかし、菅首相と二階はいま、関係は良くない。ほとんど会っていないようだ。完全に距離を置いている。菅首相は、二階幹事長から離れて完全に安倍前首相についた。それはつまり、菅首相は、総裁任期いっぱいで辞めるということを意味している。しかも安倍は「加藤勝信を総理にさせるから、二階派を加藤勝信にくれ」と頼んできた。 菅首相が安倍についたことを知った二階は、議連を立ち上げた。しかし、やはり二階は、喧嘩上手だ。喧嘩上手が喧嘩を回避する形をとった。なかなかいい手だっただろう。しかも、「自由で開かれたインド太平洋」推進議員連盟は、誰もまだ発足していなかったから、それもよかった。これで党内はまた違ってくる。全面対決はできなくなる。 あと、報道では出ていないが、麻生太郎副総理兼財務相も最高顧問に据え、甘利明には顧問を頼んだようだ。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文2,836文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)