━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2020年12月15日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅義偉政権の内閣支持率が就任直後は、60%代だったのに、いまは、42%まで落ちて、さらに、急落し続けており、とにかくもう自民党内部は、グチャグチャだ ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 全国的に新型コロナウイルス禍が猛威を振い、死者が急増しているのに、利権屋である菅義偉首相は「金儲けと人の命のどちらが大事なのだ」と国民から厳しい 非難を浴びてきたけれど、内閣支持率が急落していることから、大いに驚き、12月14日、「GOTOトラベルを12月28日から1月11日まで一時停止する」と急遽発表した。己の愚かさにやっと気づいたらしい。 以下は、自民党二階派「志帥会」幹部からの特別情報である。 二階派は総裁を出したということで、自民党内で「総裁派閥」と言われている。しかし、菅義偉政権の内閣支持率が就任直後は、60%代だったのに、いまは、42%まで落ちて、さらに、急落し続けており、大変だ。とにかくもう自民党内部は、グチャグチャだ。こうなってくると、政権基盤がしっかりする前に衆院解散・総選挙を断行して敗北すれば、菅義偉首相は追い込まれる。そのときは、一気に退陣に追い込んで自分が首相になれると麻生太郎副総理兼財政相の思惑が動き始めている。 そもそも安倍を引きずり落そうと「森友・加計・桜」を裏でリークしたのは麻生だ。安倍首相を辞任に追い込み、自分が政権を牛耳る主流派のドンになれるという黒い思惑があった。自民党国会議員のスキャンダルをネタに、自分を総理にするよう各議員を脅してまわり一筆書かせていたといわれている。しかし、「一筆の束」に胡坐をかいていた麻生は、ここぞという政変のときに出遅れ、鳶に油揚げの如く「二階の乱」により、政権を持っていかれ、陰謀は失敗に終わった。ところが、「桜を見る会」の再燃により、菅政権の支持率は急落、またしても麻生は、ほくそ笑む。次のチャンスは、2021年9月の任期満了時の総選挙だ。麻生にしてみれば、いまが、菅と二階を叩くピークでもある。菅首相を追い落とそうと虎視眈々と動いており、「安倍・麻生VS菅・二階」のバトルは続いている。菅首相の地元での政治資金パーティの問題が出てきたけれど、あれは安倍と麻生がリークした。特に麻生は、各議員のスキャンダルを調べまくっている。そうまでして麻生は、まだ自分が次の総理の座に就くことを狙っている。米国のバイデン前副大統領が、あの年で大統領になろうとしているだけに、いい勝負だ。安倍は3回目をやりたかった。 ◆〔特別情報2〕 ところが安倍晋三は、東京地検特捜部が「桜を見る会」の政治資金規正法違反・公職選挙法違反容疑で事情聴取を受けるところまできて、ウソばっかり言ってきたことが国民にわかってしまった。自民党としては国会招致だけはなんとか死守するだろうけれども、そこまで自民党に迷惑をかけてしまうと、安倍自ら議員辞職するかもしれない。党内で、そういう声も出てきている。実母・洋子さんの声も聞かれなくなった。恐らく、具合が悪いのだろう。安倍の一番上の兄の息子が安倍の後継者といわれているけれども、洋子さんの力も衰えてくるとなると、そう簡単にいかないだろう。… … …(記事全文3,790文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)