━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2019年10月28日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トランプ大統領は「シリア領内にいるクルド人が避難するまでは、攻撃するな」と米軍とトルコ軍に命令、「軍事作戦を実施、IS指導者バグダディ容疑者が死亡した」と発表した ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 「米軍は、シリア北西部で『イスラム国』の最高指導者・バグダディ容疑者を標的に軍事作戦を実行した。CNNなど複数の米国メディアは「バグダディ容疑者は殺害されたとみられる」と報じた。バグダディ容疑者は、これまでに何度も死亡説が出ていたけれど、トランプ大統領は、ツイッターに「とても大きなことが起きた」と投稿、日本時間10月27日午後10時(米東部時間午前9時)に「アメリカ軍がシリアで過激派組織IS=イスラミックステートの指導者、バグダディ容疑者を標的にした軍事作戦を実施し、バグダディ容疑者が死亡した」と発表した。トランプ大統領は、これまでトルコの進軍について否定的な発言をしてきたけれど、これは、オバマ前大統領が、クルド人を利用し米軍と一緒になってIS(イスラム国)掃討に加担させてきたというとても単純な理由が、背景にある。これに対して、米民主党や一部の米共和党幹部は、「クルド人を見捨てて米軍は撤退させてしまった」とトランプ大統領を厳しく批判し続けている。しかし、オバマ前大統領が、無責任にも中東からアジアへ回帰した外交・軍事政策を指弾しているトランプ大統領は、「領地を持たないクルド人が避難するといってもどこに行けばいいのかという問題」に直面して、「シリア領内にいるクルド人が避難するまでは、攻撃するな」と米軍とトルコ軍に命令した。要するに、米民主党や一部の米共和党幹部が、このことを無視して、トランプ大統領を「クルド人を見殺しにするな」と一方的に厳しく批判している。トランプ大統領は、この批判は、中東に派遣されている米軍兵士とクルド人の見殺しを結果的に容認することに他ならないと受け止めている。上皇陛下のごく近くにいる吉備太秦は、以下のように予測している。… … …(記事全文3,706文字)
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