━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2015年7月7日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ギリシャが共通通貨ユーロから離脱し、「米欧日VS中ロ」の軍事バランスが崩れる恐れが現実化してきた ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報①〕 世界の軍事情勢が、「新冷戦時代」に突入しているいま、財政危機にあるギリシャが、「米欧日VS中ロ」対立構図の下で「熱い戦場」になる危険に直面している。ギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロスが左右対立解消後の虚無感を描いた作品「シテール島への船出」(1984年)をふと思い出してしまう。欧州連合(EU)などによる改革案の賛否を問う国民投票(7月5、登録有権者数約986万人、投票率62.50%)の結果、反対が61.31%、賛成38.69%で、反対が6割を超えた。ギリシャは6月30日期限を迎えたIMFへの15億5000万ユーロ(約2100億円)を返済できず、IMFから受けた融資で事実上のデフォルト状態(史上初の先進国)に陥っている。このため、EUが財政支援を拒否すれば、ギリシャが共通通貨ユーロから離脱する可能性が高まって、「米欧日VS中ロ」対立構図の軍事バランスが崩れる恐れが現実化してきている。… … …(記事全文2,841文字)
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