━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2012年4月3日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 三井物産や丸紅は、米エネルギー・穀物取引の第3位ガビロン社を買収して、 米国のTPP・穀物戦略を見抜き、「食糧を制する国家・民族」構築に貢献 せよ ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報①〕 いまや「食糧を制する国家・民族は世界を制する」という時代に突入してい る。人類史は、肥沃な土地と食糧を奪い合い、次には、宗教・民族戦争が繰り 広げられ、さらに、産業革命以降は、資源エネルギー戦争(石炭→石油→ウラ ン、レアメタル、レアアース争奪戦)が続き、世界人口の増加(2010年 70億人→予測:2050年90億人→21世紀末100億人)に賄える食糧 は100億人分が限界になるので、再び「食糧争奪戦争」時代に入っている。 国家の通貨の世界的信用を裏付ける担保は、「金塊→石油→食糧」へと推移し つつあり、重要な役割を果たすのは、穀物商社ある。こうしたなかで、米国エ ネルギー・穀物取引で第3位ガビロン社が売りに出されており、各国商社が、 食指を伸ばしているという。 これらの商社のなかで、日本勢では、三井物産と丸紅が、強い関心を持って いるという。外国為替市場は、ドルに対して円高基調で推移しているので、買… … …(記事全文4,218文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)