━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2011年9月17日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 現代帝国主義国・英国とフランスが原油利権を求めてリビアに押しかけ、排除 された中国北京政府は、再び尖閣諸島に食指、小沢一郎元代表と鳩山由紀夫元 首相を懐かしがる ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報①〕 米軍をバックにしたNATO軍が、リビアからカダフィー大佐を追い出した まではよかったが、案の定、現代の帝国主義者が、本性をむき出しにしてきた。 NATO軍によるリビアへの軍事介入を主導してきた英国とフランスである。 その背後にいる米国は、英・仏に軍事介入をそそのかしてきたので、最終的に は、米国が利権配分を仕切ることになる。 それでも、リビアの新しい支配者である国民評議会(アブドルジャリル議長) は、「利権は、論功行賞」と言い切っている。すなわち、カダフィー政権打倒 のために、どれだけ軍事行動に貢献したかで差別するという。リビアの利権と は、言うまでもなく、「原油」である。カダフィー政権下では、日量160万 バーレルの原油を産出していた。このうち、85%をフランスやイタリアに輸 出していた。これにNATOの一員であるトルコも関与している。トルコは、 住宅関連プロジェクトなどの権益を持っているので、いわゆる復興利権の独占… … …(記事全文2,599文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)