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板垣英憲（いたがきえいけん）情報局　～マスコミに出ない政治経済の裏話～

                    　    2011年5月25日

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世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で
行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速
報する。板垣英憲の過去著書も連載します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　政治評論家　板垣英憲

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読売新聞が「首相意向で海水注入れ中断」と報じた背後に、菅直人首相に退陣
を迫る米国ＣＩＡの影がチラつく 
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◆〔特別情報①〕
　読売新聞は、菅直人首相を退陣に追い込むため、東京電力に潜入している米
ＣＩＡ要員からの情報をフルに活用している。

　読売新聞が５月２１日付き朝刊１面で「首相意向で海水注入中断」「福島第
一　震災翌日、５５分間」「事態悪化の可能性高い」という見出しをつけて、
この問題の素材をマスメディアの先陣を切った。東日本大震災から７０日も過
ぎたこの時期にである。これは、どう見ても不可思議だ。だが、菅直人首相に
退陣を迫る「鋭い刃」になっているのは、事実である。

　これに対して、朝日新聞は、この問題での菅直人首相の追及の手が、いまひ
とつ鈍い。社説も「原発事故調査　第三者機関で解明を」と極めて白々しく論
じている。他人事なのである。それどころか、自らの取材力により、本質を解
明しようという気力も迫力も感じられない。


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…（記事全文3,900文字）