━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2011年4月10日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅直人首相と仙谷由人官房副長官の「すれ違い」は、「復旧・復興利権」をめ ぐる激しい争奪戦が根本原因だ。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報①〕 菅直人首相と仙谷由人官房副長官が、東日本大震災の「復旧・復興利権」を めぐる激しい争奪戦を続けて、いまや、「すきま風」がビュービュー吹いてい るという。何しろ、未曾有の大震災なので、「復旧・復興」にかかる費用は、 30兆円~50兆円とも予測されている。これに福島第1原発大事故の復旧に も、10兆円以上必要になると言われている。これらは、いずれも「公共事業 予算」として国から支出されることから、「莫大な利権」が発生する。 それだけに政権与党は、この利権の獲得に血道を上げる。これに野党自民党 や公明党の利権屋政治家が加わり、壮絶なる利権争奪戦が、すでに展開されて いる。それを象徴するのが、「大連立」という言葉であり、最近とみに話題に なっている菅直人首相と仙谷由人官房副長官との関係だ。 読売新聞は4月8日付け朝刊「政治面」(5面)で「すきま風? 震災復興 仙谷氏の役割限定」という見出しをつけて報じている。これは、言い換えれ ば、菅直人首相と仙谷由人官房副長官の「復旧・復興利権」争いを示したもの… … …(記事全文2,109文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)