━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2010年11月27日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 北朝鮮軍による韓国・延坪島砲撃を「一過性の砲撃」と見るのは甘い、「戦争 を知らない世代」の「暴走」はかなり警戒を要する ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報①〕 米国クローリー国務次官補(広報担当)は、北朝鮮軍による韓国・延坪島砲 撃(11月23日)について「一過性の砲撃」とコメントし、北朝鮮の挑発行為 をやめさせるには「中国が極めて重要だ」と改めて強調、数日中にも米中高官 協議が開かれるとの見通しを示している。 だが、これは、あまりにも楽観的であり、極めて甘い。というのは、現在の 北朝鮮軍最高指導部が、「実戦経験のない世代」であるからだ。第二次世界大 戦終結から65年、朝鮮戦争勃発(1950年6月25日)から60年、休戦協 定調印(1953年7月27日)から57年を経ている。朝鮮戦争時は、まだ子 どもであった。つまり「戦争を知らない世代」ということである。 44年ぶりに招集された第3回朝鮮労働党代表者会で決定した人事が9月29日に 発表された際、呉克烈国防委員会副委員長(大将、79歳)の名前が消え、失 脚したものと観測されている。また、趙明禄(国防委員会第一副委員長)が急… … …(記事全文2,448文字)

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