━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2010年10月24日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.27 ─────────────────────────────────── 第四章 果てしなき権力闘争 三木、福田をつぶせ 田中は、政治的には、まだ成仏していなかった。立花隆が『文藝春秋』誌上 に『田中角栄研究―その金脈と人脈』を掲載したのがキッカケとなり、田中金 権への国民的枇判が高まり、昭和四十九年十一月、田中政権が倒れた。昭和四 十七年七月から、わずか二年五か月の短命政権だった。 昭和三十九年十一月以来七年八か月の長期にわたって佐藤政権を支えてきた 田中にとって、この二年五か月というのは、あまりにも短かった。 「少なくとも四年はやりたかった」 と周辺にもらした田中の言葉には、口惜しさがにじみ出ている。確かに一つ の政権がじっくり腰を据えて仕事をしようと思ったら、最低四年は必要である。… … …(記事全文2,792文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)