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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

安倍首相の改憲先送りは野党潰しと衆参同時選の一石二鳥だ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018年12月6日第762号 ■   ==============================================================   安倍首相の改憲先送りは野党潰しと衆参同時選の一石二鳥だ  ==============================================================  今朝のニュースが一斉に流した。  安倍首相は今国会の改憲案提出を断念したと。  このことだけを見ると、安倍首相が野党の反発をおそれて譲歩したように見える。  しかしそうではない。  安倍首相には、今国会で改憲案の提出を急ぐ理由はどこにもない。  いや、来年の通常国会でさえ改憲提出をしなくてもいい。  なぜならば、もはや改憲は米国との関係ではまったく必要ではなくなったからだ。  日本の外交・安保政策はとっくに安倍政権になって憲法9条違反状態が常態化してしまった。  そして野党はもはやかつてのように国会で外交・安保を本気で追及しなくなった。  だから、安倍首相にとって憲法9条改憲は、憲法9条違反の政策を既成事実化したあとで、自らの任期中の最後に行えばいいのだ。  安倍首相にとっての最優先策は、改憲が出来るまで安倍政権を続けることだ。  そのためには、来年の参院選に勝ち、任期を全うする基盤をつくらなければいけない。  そのためには、野党共闘を潰さなければいけない。  9条改憲を引き延すことは、その最善の策なのだ。  改憲案提出を急がなければ、安倍改憲に反対の野党は肩透かしを食らう。  改憲以外のテーマでは野党はバラバラだ。  安倍政権を追いつめるテーマにはなり得ない。  こう考えた時、改憲案の国会提出断念は、譲歩と見せかけて、実は野党潰しと衆参同時選の一石二鳥なのだ。  その事を教えてくれるメディアや評論家は出てくるだろうか(了)  ==============================================================  今朝のニュースが一斉に流した。  安倍首相は今国会の改憲案提出を断念したと。  このことだけを見ると、安倍首相が野党の反発をおそれて譲歩したように見える。  しかしそうではない。  安倍首相には、今国会で改憲案の提出を急ぐ理由はどこにもない。  いや、来年の通常国会でさえ改憲提出をしなくてもいい。  なぜならば、もはや改憲は米国との関係ではまったく必要ではなくなったからだ。  日本の外交・安保政策はとっくに安倍政権になって憲法9条違反状態が常態化してしまった。  そして野党はもはやかつてのように国会で外交・安保を本気で追及しなくなった。  だから、安倍首相にとって憲法9条改憲は、憲法9条違反の政策を既成事実化したあとで、自らの任期中の最後に行えばいいのだ。  安倍首相にとっての最優先策は、改憲が出来るまで安倍政権を続けることだ。  そのためには、来年の参院選に勝ち、任期を全うする基盤をつくらなければいけない。  そのためには、野党共闘を潰さなければいけない。  9条改憲を引き延すことは、その最善の策なのだ。  改憲案提出を急がなければ、安倍改憲に反対の野党は肩透かしを食らう。  改憲以外のテーマでは野党はバラバラだ。  安倍政権を追いつめるテーマにはなり得ない。  こう考えた時、改憲案の国会提出断念は、譲歩と見せかけて、実は野党潰しと衆参同時選の一石二鳥なのだ。  その事を教えてくれるメディアや評論家は出てくるだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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