□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
■□■
□■　天木直人のメールマガジン２０１８月６月１６日第４３２号
■　

　=============================================================
　
　 　動き始めた前原誠司とそれを応援する佐藤優

　=============================================================

　来年７月の参院選まであと１年あまりとなった。

　参院選が近づくにつれて、新党が乱立して来るだろう。

　そしてその新党はいずれも保守的なものばかりだ。

　私はこの前のメルマガでそう書いた。

　そして書いた。

　すでに長島昭久と細野豪志が未来日本という地域政党のポスターを作って立川市議会選挙の候補者を応援している、と。

　橋下徹が中村愛媛県知事や鈴木夕張市長らと新党を作って国政を目指す動きがある、と。

　今度は前原誠司だ。

　きょう６月１６日の朝日新聞が報じた。

　「みんながみんなのために」というスローガンを再び掲げて勉強会を始めたと。

　ゆくゆくは野党結集と政権交代の「旗印」にする狙いがあると。

　私が驚いたのは、その勉強会に参加した顔ぶれだ。

　慶応大学の井出英策教授（財政社会学）の名前があるのはわかる。

　もとからのブレーンだ。

　しかし、その井出教授と並んで佐藤優が加わったと報じている。

　ついに佐藤優が政治に参加し、前原誠司の応援団としてカミングアウトしたというわけだ。

　それにつけても、この前原といい、野田、岡田、江田、といい、旧民主党政権の戦犯たちが、国民を裏切ったまま何の反省もすることなく、自らの生き残りの為に再び野党結集などと言って政局に戻って来る。

　しかも、あらたな新党はずべて自民党の補完の如き保守政党だ。

　その一方で、左翼イデオロギー政党との野党共闘はますます形骸化しつつある。

　日本の政治の危機だ。

　新党憲法９条の出番である（了）


────────────────────────────────
購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、
メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。
────────────────────────────────
編集・発行：天木直人

登録／配信中止はこちら：https://foomii.com/mypage/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━