□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年9月15日第720号 ■ ============================================================ 北朝鮮核実験非難決議の全会一致採択に思う =========================================================== きのう9月14日、衆院外務委員会は閉会中審査を開き、5回目の核実験を強行した北朝鮮に抗議する決議を全会一致で採択したという。 また、参院外交・防衛委員会もやはり14日に同様の決議を採択したという。 確かに北朝鮮の核実験は暴挙だ。 これを許すことは出来ない。 だから共産党を含めた与野党が全会一致で北朝鮮非難決議を採択した事も頷ける。 しかし、問題はその中身だ。 どの新聞にも決議の全文が報じられていないが、もし衆参の決議が北朝鮮非難一辺倒であればおかしい。 中国は北朝鮮を非難する時、必ず関係国の自制を呼びかけている。 これを、中国は北朝鮮の味方であり、日米韓同盟に反対だからだ、と一蹴するのは間違っている。 これ以上日米韓と北朝鮮のチキンレースが嵩じれば、中国を含めアジア全体が取り返しのつかない事になる。 そういう危機意識から中国は関係国に自制を求めていると考えるべきだ。 そこで日本の批判決議だ。 憲法9条を持つ日本こそ、本来ならば率先してすべての関係国の自制を求める立場にあるはずだ。 それにもかかわらず、日本の対北朝鮮非難決議が北朝鮮批判で終始し、関係の自制を求める文言をどこにも入れていないなら、それこそ憲法9条の日本は何をしているのか、という事になる。 採択された対北朝鮮非難決議については、それが全会一致で採択されるまでに、どのような議論がなされたのか、なされなかったのか、特に共産党や社民党といった護憲政党は何を主張したのか、しなかったのか、我々は知る権利がある。 メディアはそれを調べて国民に教えるべきである ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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