□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年8月5日第601号 ■ ============================================================= この記事を見て佐藤優は意地悪だと思った ============================================================= きょう8月5日の東京新聞の「本音のコラム」で佐藤優が「週刊誌と訴訟」と題して書いている。 都知事選挙が終わったからだといって、鳥越氏サイドが訴訟を取り下げる事があってはならないと。 いったん告訴した以上は、法廷で白黒つけるのが筋だと。 「週刊文春」、「週刊新潮」にしても腹はくくっているはずだと。 こう書いた佐藤優の本心はどこにあるのだろうか。 その記事の中で佐藤優は鳥越氏が訴訟を起こした事はわかると書いている。 だからこそ、けんかをするときは中途半端ではなく徹底的に戦うべきだと書いている。 これは一見すれば鳥越氏を応援しているように見える。 しかし、本当のところはその逆だ。 都知事選が終わり、しかも負けた今となって、こんな訴訟を続けても鳥越氏にとってメリットはない。 唯一メリットがあるとすれば、週刊誌の報道は事実無根であるという判決が下され、鳥越氏が全面勝訴で名誉を回復する時だ。 しかし、その可能性が低い事を佐藤優はみずから認めている。 週刊文春にしても週刊新潮にしても、受けて立つ覚悟を決めて、やる気満々だと佐藤優は言っている。 おそらく彼の事だから週刊文春や週刊新潮とパイプがあって、そう書いているのだ。 そうであれば裁判は長引く。 そんな裁判が、いまの鳥越氏にとってメリットがあるはずがない。 告訴取り下げか、示談で終わらせたほうが得策なのだ。 それを知りながら訴訟を続けろと書いた佐藤優は意地悪である。 さもなけば、鳥越氏をよほど嫌ってるということである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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