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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

TPP審議拒否による国会空転騒ぎの馬鹿らしさ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年4月13日第311号 ■   ==============================================================   TPP審議拒否による国会空転騒ぎの馬鹿らしさ  ==============================================================  きょう4月13日の読売新聞が一面トップで書いた。  安倍首相は今国会でのTPP法案成立を断念したと。  おりから野党は西川TPP暴露本や黒塗り資料などで、安倍自民党の情報隠しを理由に国会審議してボイコットして譲らない。  これだけを見ると、安倍首相が野党に譲歩したかのような大スクープに見える。  ところがその実態はまったく違う。  もはや国会は3月末の予算案成立の時点で終わっていたのだ。  参院選が決まっているから国会は6月1日で終わる。  そしてその直前は伊勢志摩サミットだ。  サミットの前には、その準備と称して安倍首相の長期にわたる欧州外遊が控えている。  おまけにモスクワ発共同が流した。  安倍首相のロシア訪問が5月初めにソチで行われるだろうと。  その間は国会は開かれない。  つまり国会審議の時間などないのだ。  さすがに安倍首相もTPP強行は得策ではないと考えたのだ。  選挙への影響もあるだろう。  しかし米国の誰が勝ってもTPPの米国議会での承認が見通せない中で、さすがにこれ以上日本だけが突出して批准する必要はないと考えたのだろう。  もちろん選挙後の国会では批准間違いない。  こう考えた時、今国会での審議は事実上終わったのだ。  これは与野党の了解事項だ。  すでに天下分け目の補欠選挙が告示され、4月24日の投票日まで与野党はそれどころではない。  そして、その結果がどうであれ、そして同日選があってもなくても、7月の参院選が確実に迫っている。  与党も野党も国会どころではないのである。  思えば今年の通常国会は、1月4日の年初早々に異例の開催となった時点ですべて決まっていた。  今年は選挙一色の年であり、政治家にとって国会審議どころではないのである。  国会空転だと騒ぎ立てるのは茶番だ。  与野党とも対決姿勢を示して仕事をしている振りをしているだけだ。  税金泥棒ぶりを国民から隠す、目くらましである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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