□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月16日第1025号 ■ ============================================================ 野党は「消費税10%増税を止めろ」と先手を打つべきだ ============================================================= 軽減税率をめぐる迷走はあまりにもお粗末だ。 いや、お粗末どころではない。 このままでは財源問題に結論が出ず、無理して結論を出そうとすれば国民の税負担は限りなく不公正となる。 それよりもなによりも、消費税体系そのものが混乱し、まともな消費税増税はできなくなる。 いまこそ野党は、安倍自公政権に消費税10%増税を止めろ、と大声で迫るべきだ。 国民の大半がそれを後押しすることは間違いない。 そして、私が今こそ野党は消費税10%増税を止めろと安倍首相に迫れと言う、もうひとつの大きな理由がある。 安倍首相の衆参同時選挙封じがそれだ。 きょう12月16日の産経新聞が書いている。 政府の国家戦略特区諮問会議(議長・安倍首相)の民間議員を務める竹中平蔵慶大教授が、15日に開かれた菅官房長官に近い若手議員らによる勉強会で、「消費税10%増税を行わなければアベノミクスは成功する」と言ったらしい。 これが、憶測を呼びそうだという。 すなわち、安倍首相は消費税10%増税の先送りを理由に、来年夏の衆参同日選挙を狙っていると伝えられている。 この竹中発言が、それに拍車をかけるというわけだ。 ありうる話だ。 政治の世界は何でもありだ。 この憶測が現実になることは十分に考えられる。 ならば野党は機先を制して、その前に、消費税10%増税は中止しろと言うべきなのだ。 野党に先に言われては、安倍首相はしたくても出来なくなる。 安倍首相の戦略が狂い、来年夏の選挙は参院選だけになる。 そうなれば盛り上がらない。 たとえ安倍自公政権が勝っても、事実上の安倍自公政権の負けだ。 衆院選が後になればなるほど、日本を取り巻く内外の状況は悪くなり、 その責任を問われて安倍自公政権は行き詰まる。 総選挙どころではなくなる。 総選挙が出来なくなれば安倍自公政権は野垂れ死にすることになる。 そうなのだ。 野党はいまこそ消費税10%増税を中止せよと安倍首相に迫るべきだ。 これ以上ない効果的な打倒安倍対策なのだ。 はたして岡田民主党はそのことに気づくだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加