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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

打倒安倍の熱気をすべてぶち壊した民主党は消え去るのみだ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年10月15日第844号 ■   =============================================================      打倒安倍の熱気をすべてぶち壊した民主党は消え去るのみだ  =============================================================  あれほど盛り上がった「アベ政治を許さない」の熱気が急速にしぼんでしまったごとくだ。  そのすべての責任は岡田・枝野の民主党にある。  共産党が清水の舞台から降りるつもりで呼びかけた国民連合政権のバチになぜ即座に、大きく、響かなかったのだ。  なにが「われら保守本流だ」  安倍政権を倒すのに保守も革新もない。  あるのは立憲主義否定の暴政をこれ以上許さないという世論の叫びを、政治に生かすことだろうが。  TPP臨時国会をなぜ本気になって開こうとしない。  なにが憲法53条だ。  衆院か参院のどちらかの4分1以上の議員の要求があれば臨時国会の召集を決定しなければならないだって。  そんな法律論を、法の支配を公然と否定する安倍政権に持ち出して通用すると思っているのか。  臨時国会の召集は、あくまでも政治の力で勝ちとらねばいけない。  政治の力で、安倍首相を国会に引きずり出す気迫がなければ、安倍首相には勝てない。  だから読売新聞に見透かされるのだ。  「民主党内には、政府が臨時国会の召集に最後まで応じない事を見越し、『憲法を大事にしない政府だと世論に訴えることができれば、それで十分』とする、あきらめムードも漂っている」(10月14日読売)と。  極めつきは民主党と維新の会との連携協議だ。  両党が連携協議会で掲げた主要6項目の中には憲法擁護の言葉はどこにも見当たらないという。  憲法擁護を最優先にしないでどうして打倒安倍が叫べるというのか。  そのような民主党が、野党第一党として打倒安倍の野党団結の先頭に立つという。  冗談ではないのか。  ここまで行き詰まっている安倍政権の延命を手助けしているのは民主党だ。  打倒安倍の熱気をすべてぶち壊した民主党は、こんどこそ消えてなくなるしかその存在意義はない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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