□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年9月1日第714号 ■ ============================================================= 既存の政党・政治家による政局からは何も生まれてこない ============================================================== 橋下徹の賞味期限が終わったかどうか私は知らない。 しかし、橋下徹が仕掛けた新党づくりは瞬く間に政局の中心となった。 そのあまりのタイミングの良さに、国会周辺10万人規模デモつぶしのために、安倍・菅政権が仕組んだ芝居ではないか。 そう思っていたら、どうやらそうではないらしい。 きょう発売の週刊朝日9月11日号が「橋下劇場の最終幕」と題して、その歩合裏を解説している。 もともと維新の党は橋下人気でできた党だ。 その橋下人気に、みんなの党や民主党を離れた江田憲司や松野頼久が便乗して、どんどんと勝手な動きを見せた。 それを見切った橋下が、みずから身を引くと言い出したのは、その通りだろう。 しかし、自民党と合流したい松井とあくまでも中央政治と一線を画す橋下とは、考えが違う。 その橋下に、新党結成を決断させたのは、松野、柿沢、江田と民主党岡田の密談だったというのだ。 こともあろうにオーナー社長の橋下が身を引いたとたんに庇を貸した連中に母屋を取られた。 しかも、よりによって橋下が最も嫌う、労働組合に牛耳られた民主党との合流だ。 これにブチ切れて橋下が新党結成を宣言したというのだ。 しかし、その週刊朝日の記事は書いている。 政党助成金を握ったほうが選挙でも指導権が握れるから勝ちだ。それを手放さなかった松野や柿沢のほうが一枚上手だと。 しかし、週刊朝日の記事は一言も触れないが、渡り鳥のような松野・江田と、いつまでたっても内部に政策不一致を抱えている岡田民主党との合流など、うまくいくはずがない。 しかも、政党助成金狙いで政党を離れられない議員を抱えている親玉は民主党だ。 既存の政党・政治家による政界再編劇は絶望的である。 しかし、残念ながら参院選挙まで、この国の野党は、政策不在のまま、自らの生き残りのための政界再編劇一色になるだろう。 どんなに安倍政権がだめでも受け皿はない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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